今日は、自宅で顔脱毛できる家庭用脱毛器について。
市販されている脱毛器は、大きく分けて、光脱毛器(フラッシュ脱毛器)とレーザー脱毛器の二種類ですが、
どちらにすべきか迷いますよね。
私は数年前、光脱毛器 :フィリップス/ルメアと、 レーザー脱毛器:トリア4Xを購入し、両方試しました。
そこで今日は、その体験談から得た、顔用脱毛器の選び方を紹介します。
光脱毛器とレーザー脱毛器、どっちがいいの?
光脱毛器とレーザー脱毛器、どっちが効果的でしょうか?年齢や性別によって使い分けるべきでしょうか?
まず、大きな違いはレーザーは半永久的、フラッシュは2年しか続かないということ。こういうと、皆レーザーに走りそうですが、私は、
一個だけ選ぶなら、光脱毛器の方がおすすめです。
理由は2つ。
理由1。レーザー脱毛器は一度の照射面積が小さすぎて時間がかかりすぎるし、ムラができる
まず、レーザーは一度に照射できる面積が大豆くらいの大きさなので、無駄毛処理には、気が遠くなる作業です。
無理だとは言いません。お皿を割りたくなるだけです。
さら、当て忘れる部分もできやすい。その部分は脱毛できないため、肌にムラができます。
なので、レーザー脱毛器は脇、唇の上、指毛など、面積が小さい部分にだけ使うのが現実的です。
理由2。家庭用脱毛器で白い産毛は脱毛できない。そのため、顔だけのために購入するのはもったいない
もう一つ、とても悲しいお知らせですが、光脱毛器もレーザー脱毛器も、薄い色の産毛は脱毛できません。
理由は簡単で、両方とも「黒いメラニン色素に反応して脱毛する原理だから」です。つまり、白に近いグレーの毛を脱毛器は無駄毛だと認識できないのです。
そのため、顔の黒い産毛を薄くはできますが、いったん薄くなると、それ以上は綺麗になりません。
光の当たり具合では、産毛はちゃんと見えます。感覚としては、脱色クリームの持続時間が長いバージョンでしょうか。
実際私も、光脱毛器 :フィリップス/ルメアと、 レーザー脱毛器:トリア4Xの両方で顔脱毛しました。確かに、唇の上のひげは見えなくなりました。が、おでこなどの産毛は、微動だにしなかったので、化粧のノリは良くはなりませんでした。
実際、皮膚科クリニック赤須医院の院長:赤須玲子先生は、「レーザー脱毛だけではうぶ毛は除去できない」と明言しています。
顔そりとの併用が必要だそうです↓
もし、「家庭用脱毛器で顔ががスベスベになった」というレビューを見たら、それはウソか、錯覚です。
そのため、顔脱毛のためだけに脱毛器を購入すると、裏切られた気分になります。
なので、全身脱毛のために脱毛器を購入して、顔の特に無駄毛が濃い部分にも使う方が、元が取れます。
そうなると、照射面積が大きい光脱毛器が、当然の選択になるのではないでしょうか?
もちろん、予算に余裕があるなら両方購入して、「腕や足など、面積が大きい部分はフラッシュ。脇、口周り、指毛など、面積が小さい部分はレーザー」と、使い分けてもいいでしょう。
いずれにせよ。早く無駄毛を気にしなくていい世の中になってほしいですね。